どうも。イスト(@GcKeast)です。
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本日、2023年5月15日、4755 楽天グループが3000億円の公募増資という報道がなされ、株価に大きな影響を与えました。
ニュース内容の整理と、そもそも
公募増資って株価にとってプラス?マイナス?
いう点を確認していきたいと思います。
ニュースの内容と楽天側の回答
4755 楽天グループが3000億円の公募増資という報道がなされ、(下記)
株価に大きな影響を与えました。

そもそも「関係筋」って言葉たまに出てくるけど違和感しかないですよね。時間も時間だし、情報漏洩じゃないのかな・・・?
5分足
これを受けて、否定とも肯定とも取れる報道が楽天グループ側からありました(下記)。

(概略)
当社が発表したものではございません。
当社では、報道の内容を含め財務戦略に係る様々な手段を従来より検討しておりますが、現時点では当社として何ら決定した事実はございません。

結局、もやっとしたままですね
公募増資とは
公募増資は、企業が株式市場や一般投資家に対して新たな株式を発行し、資金を調達することを意味します。企業が成長や投資を行うために必要な資金を調達する手段の一つです。
公募増資では、株主全体に対して新株式を一定割合で提供することが一般的です。投資家は新株式を購入することで企業に資金を提供し、その代わりに株式を所有することになります。公募増資は企業の資金調達手段の一つであり、企業の成長や事業拡大のために重要な役割を果たします。

今回の楽天の報道は3000億円規模とのことでしたね。
公募増資により株価が上昇するパターン
- 資金調達の成功: 公募増資の発表は、企業が成長や投資を進めるために必要な資金を調達できることを示すものです。投資家は、企業が資金を確保し、事業を展開できることに対してポジティブな見方をする場合があります。
- 投資家の信頼の向上: 公募増資は、企業の財務体質を強化する一環として行われることが多く、資金不足や負債の圧迫を緩和する効果があります。投資家は、企業の財務面の改善を評価し、企業への信頼感が高まることで株価が上昇する場合があります。
- 市場の需要と供給のバランス: 公募増資によって新たな株式が発行されると、株式の供給量が増えます。しかし、発行される新株式の需要が高い場合、新株式の価格が上昇し、既存株式の株価も引き上げられる可能性があります。
- 信頼される投資銀行との提携: 公募増資は通常、投資銀行などの金融機関と協力して実施されます。知名度の高い投資銀行との提携は、企業の信頼性を高めることができ、投資家の関心を引く要因となる場合があります。

今回の楽天グループに当てはめて考えると、(私見です)
・新規の資金調達をしなければいけないほどお金がない?
・株式の需要は既存の物もさほどではないので、買いたかったけど買えないってほどのものではない
・投資銀行との関係はそもそも楽天には当てはまらない
公募増資により株価が下落するパターン
- 株式の希薄化: 公募増資によって新たな株式が発行されると、既存株主の保有株式の相対的な割合が希薄化します。これにより、既存株主の株式の所有権や配当への期待が相対的に減少することが懸念され、株価が下落する可能性があります。
- 新株式の供給過剰: 公募増資によって新たな株式が市場に供給されると、株式の供給量が増えます。市場での需要がそれ以上に増えない場合、供給過剰となり株価の下落圧力となることがあります。
- 資金調達の必要性: 公募増資の発表は、企業が資金不足や経営上の課題を抱えている可能性を示す場合があります。投資家はこのような状況を警戒し、株価が下落することがあります。
- 市場の不安要因: 公募増資の発表が行われた時期や市場の状況によっては、不安要因が存在する場合があります。例えば、経済の不安定要因や業界の競争激化などが考えられます。これにより、株価が下落することがあります。
- 株式価値の評価: 公募増資の発表によって、企業の財務状況や成長見通しなどが再評価されることがあります。もし投資家が企業の評価を下げた場合、株価が下落する可能性があります。

こっちの理由を見るとなんだかしっくりきてしまいますね・・・
まとめ
公募増資は株価が変動する要因であることがわかりました。
しかし、一概にプラスなのかマイナスかは断定できず、市場の状況や企業の具体的な状況によって異なり、投資家の評価や市場の反応は様々な要素に左右されることがわかりました。
楽天 公募増資

今回のケースは公募増資が確定したわけではないとのことなので、今後の動向には注目ですね
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