(10/7情報更新)
みなさんは電子書籍利用していますか?
特にマンガのアプリは多くの方が利用されているのではないでしょうか。
巣ごもり需要から右肩上がりの電子書籍(特にマンガ)業界
今後の動きが本当に気になります。
前回の記事をブラッシュアップしました。
今回もよろしくお願いいたします。
注目銘柄
実は8/17時点で注目して、9/23を経て、お気に入り登録していた電子マンガ関連銘柄がこちら。(10/7現在)
左から8/17→9/23→10/7(本日)の株価です。

9/23はビーグリーのストップ高を受けて書きました。
基本情報&チャート
4446 Link-U
サーバーでデータ通信、分析・処理
マンガ配信
・時価総額 300億円
・PER 99.2
・PBR 15.13 (10/7終値)

↑ダマシ 結局下落本日10/7もMACDがマイナス側でゴールデンクロス
(後述の材料ニュース有り)
その他会社情報
・従業員58人(2020年7月)
・小学館公式の「マンガワン」集英社公式の「ゼブラック」「MANGA Plus」「マンガ Mee」などを提供
・アプリ利用者数は右肩上がり
・独自のサーバープラットフォーム
・B to B to C レベニューシェア
・B to B サブスクリプション
レベニューシェアという収益構造
Link-Uにとっての顧客(集英社や小学館、スクエアエニックス)などの商品であるマンガを、一般消費者へ提供するアプリを出す。
マンガが売れれば顧客が儲かるわけだが、その利益の一部をLink-Uが得られるというもの。
つまり、顧客は初期投資を抑えつつ、運用やマーケティングを含んだ開発をLink-Uに外注することができ、Link-Uは開発したアプリが伸び、マンガが売れるほどその恩恵にあずかれる。
サブスクリプションではないが、マンガは週単位や月単位で更新されるものが多く、継続的な購入者がいれば、継続的な売り上げを望める。
直近の決算
9/15に決算発表(通期4Q)がありました。
通期決算なので、来年度の予想も同時に発表されました。
2020年7月通期決算は売上高・営業益・経常益すべて過去最高となりました。
黄色の塗りつぶしが今回発表分 グレーが去年発表の予想

1年前(19/9/6)に発表した決算予想と今回の通期(20/9/15)の決算がほぼ一致

来期の予想は、売上高、営業益、経常益、最終益は前年より増の予定なのにEPSは据え置きという所に疑問
サブスクリプションで顧客の増減がなければ当然予想通りになるのはわかる。
レベニューシェアで伸びる部分は予測困難では?
キラーコンテンツの登場は十分ありえる。←10/7現実に
アプリの「ゼブラック」は週刊少年ジャンプを発行する集英社と連携
今後の予想
上方修正がかかるのではないかと予想している。
・買収した「リベラルマーケティング社」の実績に注目
福山片付け110番
骨董品買取センター

正直、事業内容は中身がかなり見えにくい
需要は増えていきそうではある
・ポケット語学のリリース
2020年秋リリース予定とされているが、まだ。
月額980円、年額9800円のサブスクリプションサービス
2020/1中旬に「NHK出版」との共同開発が材料視され、株価も急騰。
報酬形態はレベニューシェアとしている。

無料期間があるだろうからリリースされたら試してみたい
コメント
今期は前年から6億円の売り上げ増(1338→1950)を予想している。
これは前年比45.7%伸びるだろうという強気の数字である。
MAU(Monthly Active Users)はキープしつつだと、新規ユーザーをそこまで伸ばせるとは思えない。
LM社とポケット語学の増を見こしての数字だと思われる。
次回の12月の1Q決算では進捗率25%を超えているかどうかが焦点かと。
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