銘柄分析シリーズ 3678メディアドゥ 電子書籍
コロナ関連で一段と伸びた電子書籍業界ですが、本日10/14に2Q決算発表のあったメディアドゥについて調べてみました。

電子書籍銘柄としては、知っておくべき銘柄なのになぜか知らなかった
今回も有益な判断基準を得るために調べていきましょう!
基本情報
3678 メディアドゥ
株価 8,200円
PER 79.8
PBR 17.15
配当 0+20.5=20.5 利回り0.25%
時価総額 1,197億円 ※10/14終値
株主優待
なし
日足チャート
※移動平均線(25日、50日、75日、100日、200日)とMACD
ずっと右肩上がり。今日の出来高かなり多い(9時からの30分)何かあった?
インサイダー?
最近の決算
最新決算が2020/10/14の2Q3か月決算
売上高 +30.5%
最終益 +210%
EPS +94.6%1Qの数字と同等

売上は本当にずっと伸びてる
決算短信・決算説明資料を読んで
決算説明資料75ページもありましたよ(笑)

加えて、1Q時の社長の決算説明ビデオ40分も視聴しました(笑)
結構疲れますよね・・・
2Q累計の売上高417億円のうち電子書籍流通事業が412億円と98.7%を占める。
電子書籍「取次」という収益構造
「取次」っていまいちピンとこなかったんですよね。
作家・著作権者→出版社→電子書店→消費者(利用者)
このうち電子書店を3つに分類することができる。
②出版社と直接取引の電子書店
③出版社直営の電子書店
出版社としての粗利が一番大きいのは当然③だろうが、より多くの電子書店で取り扱ってもらった方が消費者へ届きやすくなるから①②も並行して使うだろう。
しかし、③は電子化する手間とサイト(アプリ)を運営する能力が必要とされる。
②の場合は、電子書店が自分のサイト(アプリ)で快適に閲覧できるように編集が必要。

段々とつながってきたぞ
メディアドゥを通すことによって出版社側に発生するメリット
・出版社との取引・契約を仲介
メディアドゥに任せれば様々な電子書店での配信契約をとってきてくれる
・出版社・著者への売上を分配
毎月の売り上げデータを集計←売れ行きなどがわかりやすくなる 見える化
・配信システムの運営
各電子書店に応じた編集調整を行ってくれる
→そのうち、メディアドゥのプラットフォームがスタンダードに!?

メディアドゥさんに任せとけば出版社にとっても電子書店にとってもメリットあるってことね。
それぞれの単価差がどうなのかは気になるけど・・・
今後の方針 コメント
現在はノンホル。
電子書籍はマンガのイメージが多かったので、そろそろ頭打ちかなーとも思っていたが、非マンガの利用者はまだまだブルーオーシャン
(非マンガ書籍のうち電子書籍利用者はアメリカが30%程度に対して日本は5%程度)
この好業績を受けて、明日の株価は爆上げしそうですが、
何かの間違いで下がるようであれば、積極的に買いに行きたい。
そうでなければ押し目待ちかな?
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