銘柄分析シリーズ 4745東京個別指導学院
学習塾系の銘柄はコロナの影響を受けることは容易に想像できますが、
本日10/9発表の2Qの決算発表はどうだったでしょうか。

100株のみ保有しています。
7/3に購入しましたが、配当利回りにだけ注目して買ったようです。
今さらながらちゃんと分析
さて、調べて行きましょう!
基本情報
4745 東京個別指導学院
株価 562円
PER 9366
PBR 3.73
配当 13+13=26 利回り4.63%
時価総額 305億円 ※10/9終値
9783ベネッセホールディングス傘下の教育。小中高向け個別指導塾を首都圏で運営

EPSがかろうじてプラスの数値なのでPERが面白いことに(笑)
余談:高校生の時は東進衛星予備校に行ってました。
株主優待
2月末

三越伊勢丹の株主優待窓口があるよう、優待倶楽部やクオカードの廃止が続いているが、業績の悪化によっては廃止しやすい・・?
チャート
日足で見ると、3月コロナの下げからじわじわと戻し7/13の悪い決算でいったん下げ、再びじわじわと戻している途中
コロナでの閉校を再開したのが6/1だが、開示情報と株価との関連性はよくわからなかった。
週足チャートで見ると、2018年後半のピークからずっと下落トレンドであった。
最近の決算
最新決算が本日2020/10/9の2Q決算
売上高 +0.3%
最終益 -20.4%
EPS -20.4%
売上高 -12.0%
最終益 -99.8%
EPS -99.7%

3か月間休校の時期があったとして均等配分すればすべて-25%になるわけではないのね
IR資料を読んで
株探で見れる決算短信でなく、公式HPで見られるIRが充実している。

ファクトシートでは生徒数やら給与まで事細かに確認できる。決算説明資料も見やすくてよい。
5月分の授業料は全く請求していないらしい。

やはり生徒数減が大きく影響している
また、退会率も最低水準(やめる人が多かった)
一方、ここ最近のwithコロナ時世での生徒数の増は過去最高
新しく5校を開校
2017年 98.1%
2018年 80.9%
2019年 73.1%
2020年 74.4%
と減配なしでかなり頑張っている。株主への利益還元を重視
株主優待制度も現時点では継続と記載
今後の方針 コメント
企業としてはベネッセ傘下ということもあり、教育のレベルは高そう。
優待継続と言われているので100株保有は継続
株主還元・配当を重視しているのも好感
見えている数字はかなり悪いので、目先の株価は下がりそうだが、押し目ではないかと思う。
高配当でもあるので、インカム+キャピタル両方狙いでもう少し仕込むのも面白いかと。

小学生・中学生・高校生を相手にする業務内容なのに、株主還元にこんなに力を入れるのが少し違和感があります(笑)
コメント