【株の勉強】EPSは1つじゃない【GAAP】

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どうも。イスト(@GcKeast)です。
投資(日本株、米国株、仮想通貨)やブロックチェーンゲームに取り組んでいます。
twitterもよろしくお願いいたします。

今回は、米国株歴1年未満にもかかわらずその魅力にどっぷりの私が、銘柄を調べて学んだことを記録していきます。

ことの発端は、$BMY(ブリストルマイヤーズスクイブ)について調べていた時、
Investing.com で調べたEPS
株探米国版で調べたEPS
の値が違うことに気づいたことでした。

・EPSって何?
・米国株を始めたばかり
・希薄?GAAP?Non-GAAP?
・重要視されるのは?

といった方の疑問を解決する手助けになれば幸いです。

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EPSとは

Earnings per Share の略で 1株当たり利益 を示します。

読んで字のごとく、利益を株数で割ったものです。

1年間を通した通期予想EPSが重要な数値ですが、進捗率を確認するためにも四半期ごとの数値も良く見ます。

このEPSにも
・会計基準にのっとった利益 か 特殊要因を除いた利益 か
・発行済みの普通株数 か オプションを含めた将来の株数 か

で種類があるようです。

イスト
イスト

また、この数値を配当額で割ることで配当性向(%)もわかります。

調べるきっかけとなった資料

米国株式・アメリカ株式情報/ 決算情報トップ - 株探(かぶたん)
株探の米国株・アメリカ株情報トップページ。株価、ニュース、業績、米国企業の開示情報、投資テーマ情報などを提供しています。
403 Forbidden

直近四半期のEPSについて調べていました。

株探でのEPSは 0.89$
Investing.comをはじめとした米国サイトでは 1.74$となっています。

根拠となる$BMYののForm 10-Q(四半期決算)をEDGARで調べます。

SEC.gov | Filings & Forms

最新は4/29 これはどのサイトでも日付は同じですね。

株探(かぶたん)の数値

早速、序盤に

Earnings/(Loss) per Common Share
(普通株式1株当たりの利益/(損失))を見つけました。

Basic(基本)  0.90$
Diluted(希釈)  0.89$

なので、株探が拾っているのはこの数字でしょうね。
株式数に関しては希薄化後になっているようです。

・Basic 普通株の発行済み株式数
・Diluted 普通株+転換社債+ワラント債+ストックオプション
将来的に増えることが決まっている株式数を含めるか含めないかで別れます。

米国株サイトの数値

Diluted EPS Attributable to BMS Non-GAAP
という項目で1.74$を見つけることができました。
BMS(ブリストルマイヤーズスクイブ)に起因する希薄化後EPS(Non-GAAP)
つまり、
継続事業(BMS)のみを取り出し、通常発生しない特殊な損益を省いた利益
÷
普通株+転換社債+ワラント債+ストックオプションの株数
GAAP:Generally Accepted Accounting Principles の略で、米国会計基準のこと。
これを否定するNon-がつくものは、一時的な特殊損益を省いた調整を行ったものを示す。少し厄介に思えたのが、この特殊損益は明確な定義がなく会社が独自に決定していいものということ。

双方の計算方法まとめ

純利益 2021
特定項目1931
株式数 22652021÷2265=0.89$
(2021+1931=3952)÷2265=1.74$

この違いがあるようです。

しかし、この特定項目がよくわかりませんね・・・
税引き前利益の増加からそれにかかる所得税を引いたもの
で計算されています。

税引き前利益は
・販売した製品のコスト
・取得した無形資産の償却
・その他(収入)/費用、純額
の合計となっています。
この内容を見てもなぜ利益につながるのかいまいちわかりません。

今回は諦める!
EPSの理解が深まったからOK!

まとめ

よくわからない部分も残っていますが、前年までの数字と比較するため採用されている指標であることはわかりました。

GAAPでの
・Basic
・Diluted  (株探米国版)
Non-GAAPでの
・Basic
・Diluted   (investing.com他米国サイト)この4種類があり、各サイトで表示される数字が異なるようです。

逆に日本株の場合は、特殊な損益も含めた数字で計算することがほとんどなように思えますね。

イスト
イスト

でも、どこかの決算短信で「希薄」とかNon-GAAPとか調整後とか見た気もするな…

米国株の世界では特殊要因を除いた数値でしっかりと議論するようですね
当然アナリストの予想もこの数字を対象にしているようです。

今回はBMYについてでしたが、ほかの銘柄もこのように調べると思わぬ発見がありそうですね!

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この記事を書いた人
イスト

イスト(@GcKeast)です。30代サラリーマン。主に投資に関すること、優待株、高配当株、米国株、仮想通貨、ブロックチェーンゲームについてブログを書いています。

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